介護職あるある?尽きない悩みとは

介護職あるあるとして、どのような介護士でも悩みを持っています。
一番多い悩みが、体力や健康面での悩みです。
今では移乗の方法などで体を傷めない介護術が多く紹介されていますが、それでも腰痛に悩まされるといった声も寄せられています。
女性介護士の場合、月経などの体調不良時でも仕事を代わってもらえないといったところも悩みと言えるでしょう。

このほか、ライフステージの変化と仕事の両立も悩みとなるようです。
結婚や出産で仕事が難しくなるというケースや、家族に介護が必要になり、働き方の変更を考えることも増えてきます。
また、フルタイムかパートタイムなど働く時間についても悩む人もいるでしょう。
仲間のスタッフが働き方を変えたことでしわ寄せを受けることも悩みとして受け止める必要があります。

なかでも注目すべきなのは、人間関係です。
心を開いてくれない利用者や要求が多い家族がいるなど介護士に取って大きなストレスになる場合があります。
利用者や利用者家族との軋轢は、仕事に対するモチベーションも下げてしまいます。
また非協力的な同僚に対する悩みや、看護師と介護士の間で何らかの隔たりがあることに悩むこともあるでしょう。
職場の風土が人間関係を悪くしている可能性があるため、退職や転職への悩みが新たに発生するケースも見られます。
悩みはそのままにしておくと、ストレスのもとになります。
相談窓口の利用や上司との面談の際に悩みを打ち明けることも検討してみましょう。